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原状回復の豆知識や東京ルールについて

原状回復の費用を抑えるためには?



オフィスや事務所を移転する時には義務として発生する原状回復という過程をたどります。実際に経験をされたことのある企業もたくさんいるかと思いますが、多くの企業が思うことの一つとしては原状回復の見積もりをとった時に金額が高いと感じてしまうことです。必ずしも高くなるというわけではありません。少しでも安くするための工夫はいくつかあるので東京ルールに沿って知っておきたいことを紹介します。

まず安くするために重要なこととしては自社施工の業者を選ぶことです。実際に依頼することができる業者はたくさん存在していますが、その中でも管理会社や不動産会社に依頼をすると仲介手数料なども発生することがあるので通常よりも料金が高くなってしまうことがあります。また、下請けに依頼することも多くなり、ピラミッド構造になることがあるのでその分費用が高くなることがあります。自社施工の業者を選ぶことができれば中間マージンなどが発生することはないので、余分な手数料がかからずに済みます。

続いて大切なのが複数の業者から見積もりをとることです。自社施工の業者ならどこでも安いと思っている人もいますが、実際には全ての業者が同じ料金だとは限らないので後悔しないためにも見積りを取っておいた方がいいです。見積りを確実にしておけば自分でどこが安いかや、サービス内容はどうかなど具体的にチェックすることができます。そのため、特に少しでも安くしたいなら見積もりを複数の業者に依頼した方がいいです。

その他にも工事範囲が不透明でないかの確認を行いましょう。これは料金に関わる大切な部分となりますが、例えば共用部分などの工事は必要ないのに含まれてしまっているなどこういった場合は余分な費用が発生してしまうことがあります。また、部分修繕でいいはずのところが全面修繕になっていたなどこういった理由で料金が異なることもあります。少しでも安くするためには工事範囲が不透明になっていないかの確認をしておくことも大切です。



原状回復の東京ルールについて



原状回復のルールはそれぞれの地域によって異なることがあります。その中でもオフィスの多い東京ですが、原状回復を行う時に東京ルールは具体的に何が挙げられるかについてここでは紹介します。まず、東京ルールとして見ておきたいのが部屋は普通に使用していれば費用負担をしなくてもいいということです。人によっては部屋を使った時点で費用負担が必要になると思っている人がいますが、実際にはそうではなく、例えばクロスなどを破ってしまった場合には貼り直さなければなりませんが、特に何も問題ないなら直す必要はありません。それぞれ使用状況によって異なる部分がありますが、基本的には普通に使う分には費用は発生しないということを覚えておくといいでしょう。

また、東京ルールとして部屋の設備の修理は賃主負担で行うことも大切です。これは部屋の中の設備の話になりますが、基本的に賃主が借り主のために用意しているエアコンやその他の設備は万が一故障した場合でも用意したのが賃主となるため、借り主は費用負担をする必要がありません。中には故障してしまったからと直す人がいますが、その必要はないということを頭に入れておくといいです。このように、東京ルールについて説明をしましたがそれぞれの地域でルールが異なるため、移転などをする場合には拠点を置いている地域のルールに従って原状回復を行うようにしましょう。



退去時にトラブルが起きないために



原状回復の問題で退去時にトラブルが発生することはあります。絶対とは限りませんが、ルールの解釈の仕方が借りる側と貸す側で異なってしまえばトラブルが発展しやすい部分になります。ここでは退去時にトラブルが発生しないためのポイントについて紹介します。まず、重要なのが入居時にはキズのチェックと写真は忘れずに撮ることです。これは気づいてからでは遅い部分にはなりますが、写真を撮っていないと入居時にあったキズや故障でも借り主に責任を押し付けられる可能性もあるため、トラブルに発展させないためにも状態を確認できる写真などがあるといいです。写真とチェックを忘れなければ証拠を得ることができるので安心です。

また、退去時は立ち合いは必ず行うようにスケジュールを立てましょう。中には忙しいからと言って立ち会いをしないこともありますが、関連会社に任せっきりで立ち会わないと予想外のことで料金を請求される可能性もあります。こちらもできる限りトラブルに発展しないためにも退去時には立ち会うようにするといいでしょう。質問されたことに対し明確に説明していくだけでもお互いに気持ちよく引き渡しができます。このようにトラブルに発展しないためにはあらかじめ把握しておくといい要点もあります。特にトラブルを避けたい人は説明した内容を参考にしましょう。

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