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耐震補強工事の効果や種類について

耐震補強工事ってどうやるの?


近年では様々な自然災害が起きており、なかでも地震に対しての注目度が高まっています。万が一大きな地震が起きてしまった時、家屋が倒壊せず安心出来るというご家庭は非常に少ないです。実際にさまざまな住宅メーカーなどは耐震性を図るための検査などを行っていますが、倒壊する危険の高い家屋が驚くほど沢山あります。こういった部分での耐震性そして耐久性については素人判断で行えるものではありませんので、プロの手に委ねるしかありません。木造で築年数が25年から30年以上経過している一戸建ての場合には特にリスクが高い傾向にあります。これはなぜかというと、木の種類等に関わらず柱の量に対して壁が少ないというのが大きな理由です。そのためこのような家屋が耐震工事を行う場合には、基本的に家の内側から壁を補強するという方法になります。しかしこういった方法をとると今度は壁を支えるための基礎が足りなくなってしまうので基礎もやはり補強工事をしなければなりません。さらに、耐震性そのものをプラスするために外壁工事をするご家庭もあります。一つ一つの工事を違うタイミングで行うとその分費用は高くなりますので、最も効率の良い方法を選ばなければなりません。もちろんプロにアドバイスを受けることが大切ですが、どのような補強が良いのか素人ながらも、ある程度知識を持つことが大切です。工事をしないまま、万が一大きな地震が来てしまった時には家屋の倒壊を覚悟するしかありません。少しでも自分の身や家族の安全を守るためにも耐震補強工事はとても重要なことになります。費用は高くなってしまいますが命に代えられるものではありません。わからないことはどんどん専門業者に聞きながら工事を前向きに考えましょう。

工事すれば壊れなくなるの?


耐震補強工事をすれば、どんなに大きな地震があっても確実に言えば壊れないことが約束出来るのかと疑問に感じる人もいます。しかし家屋には施工する段階で様々な耐久性が用いられており、これをさらに補強することで、ほとんど心配はなくなります。もちろん絶対と言えるものではありませんが、ほぼ倒壊しないだろうという状況まで補強することが可能です。現時点で倒壊してしまう可能性が高いのであればこのような工事を行い、少しでも倒壊の危機を回避する方法を考えましょう。ただし、耐震補強工事を行う際には信頼のおけるメーカーもしくは業者選びをすることが大切です。これだけ家屋の耐震性について様々な注目が集まる中、悪質な業者も存在します。素人であれば誰もが納得してしまうような理屈である工事を行い、高い料金を取りますが実際には耐久性が出ていないというケースには気をつけましょう。プロであれば一目見ただけである程度の判断は出来るものですが、簡単に工事内容の詳細や費用までをはじき出せるわけではありません。これを突然訪問してきた業者がいとも簡単に行った場合には、怪しんだ方が良いです。本当に耐久性を出すためには、それぞれの柱や壁の角度を測りながら耐震補強工事を行う必要があります。こういった部分を省いてとにかく着手を急ぐような業者は注意しましょう。実際に補強工事を行って耐久性が上がれば小さな地震が起きた時でも明らかに揺れ方が違います。家の中にいてしっかりと揺れに対して抵抗するような安心感を得ることになります。他の場所と自宅で震度の感じ方なども違ってくるので、正しく補強工事をすれば倒壊する可能性は明らかに低くなります。

耐震と免震の違いってなに?


家屋が地震に対する耐久性を持つためには耐震補強工事のほかに免震工事もあります。近年では免震住宅なども増えてきているので施工する初期の段階でこのような工法を取り入れることも珍しくありません。耐震と免震にはどのような違いがあるのかというと基礎の部分に大きな違いがあります。耐震の場合には揺れにしっかりと耐えるだけの基礎組みをするのでその分複雑な工法となっています。一方で免震は揺れを吸収するといった工法ですので複雑なものではなく、吸収する素材そのものを使うことになります。最もわかりやすい免震での工法は建物の下に大きなゴムを入れるというものです。そして土台を埋めた周囲との地面には多少の隙間を作り、揺れがあった時には土台ごとグラグラと揺れてゴムが吸収します。そのため、揺れそのものを感じなくなるわけではなく、揺れは感じますが家屋の倒壊は可能性として低くなります。耐震の場合には前述の通り基礎組を複雑にしてさらには壁なども揺れに強い素材を使っていきますので、揺れを感じにくく揺れに対してしっかりと踏ん張るような作りになっています。それぞれでこうした違いがあるので混同してしまわないように気をつけましょう。また、現時点で施工が終了している住宅の場合、改めて免震工事をするのは難しいと言えます。上記の通り基礎の段階から免震工事をする必要がありますので、すでに出来上がっている住宅は耐震補強工事という方法になります。耐震補強をする場合には基本的に壁と基礎を補強することになるのでどちらを優先すべきなのかを業者と相談しましょう。

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