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マンション大規模修繕工事の概要について

近年、分譲マンションでは、築年数の古い高齢分譲マンションが増加しています。そのため、高齢化のマンションにおける住まいの快適性や安全性、また資産価値の維持のために、必須のマンション大規模修繕工事が重要となります。

マンション大規模修繕工事は、共用部分を工事範囲とした工事となり、通常、建物外壁の補修工事、各箇所の塗装作業、屋上防水工事や各シーリングの補修工事、各設備の更新工事や外壁やデザイン性向上を目的とした、大規模な模様替え工事等が挙げられます。また近年では、省エネやバリアフリー等の社会的観点による工事も増えてきています。

これらのマンションの大規模修繕工事は通常、足場が必要な高所工事やエレベーターのリニューアル工事のように、高額な費用と長期の工事期間を要する工事等が発生します。そのため、事前に工事の計画をしっかり立て、費用面や工事の方法等を綿密に検討して実施する必要があります。

マンション大規模修繕工事の実施計画については、通常、長期修繕計画書に基づいて実施されます。長期修繕計画書は、修繕工事の項目や金額、実施周期についての計画であり、25年程度の工事計画書になります。長期修繕計画は通常、修繕積立金の算定の基準としても利用され、修繕積立金額を決定する際の指針にもなります。

修繕工事は、通常、工事を管理する設計監理と、実際に施工する工事施工の2つの項目に分けることができます。大規模修繕工事の方式には、この設計監理と工事施工を別々の業者に発注する設計管理方式があります。設計監理と工事施工を別々の業者に発注することで、工事施工に対するチェック機能が期待されますが、工事の内容によっては割高になることもあります。

他の工事方式としては、設計監理と工事施工を一緒に発注する責任施工方式があります。この場合のチェック業務は管理組合で実施する方式になります。工事の内容によっては、工事期間の短縮、費用の抑制が期待できます。

以上のことから、マンション大規模修繕工事においては、多くの事前の準備や注意点に対する検討が必要になります。しかし、今後の人生をともにする住まいに関わることですので、しっかりとした取り組みが大切になります。

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