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マンション大規模修繕工事の技術と費用負担

最近は、都心に巨大なタワーマンションが林立していて、ニュース番組などでもその活況ぶりがよく報道されています。しかし、マンション大規模修繕工事という観点で考えてみますと、このようなタワーマンションの場合には相当の技術が必要となるのではないかと想定されます。でも、今までのマンション大規模修繕工事においては、まだこのようなタワーマンションを扱った経験はないということを皆さんは御存じでしょうか?つまり、マンション大規模修繕工事が必要となるのは、そのマンションが築20年以上経ってからですが、タワーマンションが登場してから未だそれだけの年数が経っていないのです。そして、そろそろタワーマンションの大規模修繕工事をしなければならない時期にさしかかってきているということなのです。

驚かれる方もおられるかもしれませんが、今までは価格が値上がりしているということで人気だったタワーマンションも、この大規模修繕工事という現実を前にして、どのような値動きになるのか注目されるところです。また、大規模修繕工事の技術的な難しさとともに、修繕積立金の問題も浮上してくるかもしれません。つまり、タワーマンションのように巨大なマンションの大規模修繕工事には、当然多額の費用がかかるわけですが、それはマンション住人が毎月支払う修繕積立金から賄われることになります。従って、費用が余計にかかれば、マンション住人が支払う修繕積立金は値上がりする事になります。でも、タワーマンションなのだから、マンションの住人もたくさんいて、多くの人から修繕積立金を徴収できるのだから大丈夫だろうと思われるかもしれません。しかし、タワーマンションを買っている人は大きく3つに分類する事ができます。すなわち、1つ目は住居目的の人、2つ目は節税目的の人、3つ目は投資目的の人です。節税目的の人というのは、相続税等の節税目的でタワーマンションを購入している人で、投資目的の人というのは、不動産の値上がり益目的でタワーマンションを購入している中国の富裕層等です。ですから、これら節税目的・投資目的でタワーマンションを購入している人は、マンション大規模修繕工事が始まる前に売り抜けてしまう危険性があります。なぜなら、このような人達は、タワーマンションに住み続ける必要もないし、住んでさえいない可能性が高いからです。そうすると、大規模修繕工事の費用は残りの住人だけで負担しなければならないということになってしまいます。

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