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新たに生まれ変わるオフィス入居工事のポイント

都市のコンパクト化が叫ばれる中で、オフィスビルの需要も高まっています。環境の変化と事務所ビルに求められる質の向上からビルを一新するオフィス入居工事が期待を集めています。効率的なオフィス入居工事を行うにあたってはいくつかのポイントがあります。オフィス入居工事の目的は入居率の維持若しくは向上です。事務所ビルに求められる性能と品質は向上し、既存のビルは新築のオフィスビルと入居者獲得をめぐる競争にさらされています。

既存のオフィスビルが、たとえ良い場所に立地していても、質感や設備面で新築ビルと見劣りすれば、入居者を繋ぎ止めておくことは難しいと考えられます。入居者を繋ぎとめ、新たな入居者を確保するためには、オフィス入居工事がかかせません。立地条件を除くとオフィスに求められる最も大切な条件は通信の高速化とOA機器の効率的な利用環境です。現在、どの分野においてもインターネットの高速回線が必要とされ、事務室内の各デスクで回線の使用ができる環境が求められています。

インターネット回線とOA機器のための配線を事務室内で張り巡らせるためには、構造躯体の上に空間を設けて配線を通すためのOAフロアの設置が求められています。電力量の使用増から、受電変電設備や幹線設備の刷新も必要となります。入居する各社共、女性従業員のための環境改善は避けて通れない問題です。トイレにおける衛生設備の刷新と、給湯室の給湯設備の刷新は、女性従業員の関心を集めるところです。

オフィスの外観は入居する各社にとっての顔ともなり、会社の品格を判断される材料の一つです。エントランスホールは高級感のある仕上げ材と洗練されたデザインが求められます。日本においても治安の悪化と機密保持の厳格化が求められることから、セキュリティー対策も重要です。エントランスはセキュリティーの要として、万全の対策が求められます。入退室管理システムや映像監視システムなど、最新のセキュリティー対策は入居する各社の信頼を得る手段です。

現代のオフィスビルは省エネとエネルギーの効率運用が求められています。オフィス入居工事においても、エネルギー使用状況を適確に計測して、設備の稼動管理を全体的に行うシステムの構築が必要となります。省エネの基準は一次エネルギー消費量により行われています。エネルギー消費量は建物外皮の断熱性能だけでなく、冷暖房設備や空調設備、給湯設備や照明設備の効率化にまで及びます。オフィス入居工事はこれらのポイントを踏まえたものでなければなりません。

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